Q.消費者金融から何度か融資を受けています。若いころから利用しているので総合的には6社くらいに借入経験があります。現在は3社から借入していて合計80万ほどになります。過去には最大で120万くらいになったことがありますがどうにか80万まで返済しました。債務整理をしたこともあります。また何度か返済のめどが立たず返済が遅れたこともあります。その他にもクレジットカードの支払いも間に合わなかったことがあります。このような状態ですが、借入歴に問題があるとブラックリストに載るって本当ですか。

A.借金癖がある方のようですね。若いころから借入をしているということですが、人生のほとんどをお金の返済に費やしていると考えるとなんだかもったいない気がします。きちんとお金の管理ができていればマイホームの一つも持てる年齢だと思いますが。本題に入りますが、俗にいうブラックリストというものは実は存在しません。しかし、ブラックリストに載るような問題のあるクレジット履歴は信用情報として信用会社に記録されています。そして、その情報はキャッシング会社に対して公開しています。

キャッシング会社は利用者の審査をする際に年収、勤務先、勤続年数、借入歴などの情報をもとにお金を貸すか判断します。現在の法律では年収によって借入額が制限されているので年収はとても重要です。しかし、審査の中で最も重要なのはやはり借入歴です。過去に返済の延滞、滞納、任意整理、自己破産などがあると審査は大変不利になります。お金にだらしない人というレッテルが貼られますし、その他のローンがあれば返済が厳しくなることも考えられます。

というわけでブラックリストというものは存在しません。ブラックリストはありませんが、昔から多重債務者を対象に違法業者がブラックOK,審査なしなどの甘い言葉で勧誘してきます。多重債務に陥っている人の多くは他にお金を借りるあてがありませんので危険とわかっていてもついつい連絡してしまうケースが増えています。違法業者は違法な金利や暴力による取り立てなどを平気で行いますのでもしお金を借りてしまったら自力で解決するのは難しいと思います。多重債務者への支援を行っている団体やヤミ金に特化した法律事務所もありますので相談しましょう。

融資審査に影響を及ぼすブラックリスト、本当にあるの?

融資を受けたいと思ったら審査に通るかどうかが心配になってくるかと思います。申し込みをして、はいどうぞ、とお金を借りることが出来れば良いのでしょうが、実際そんな簡単なものでは無いのです。審査に通らない原因としてブラックリストに載ってるから、なんていうことを耳にしたことはありませんか?ブラックリストは本当にあるのか、気になりませんか?

ブラックリストと聞けば、そういうリスト、冊子のようなものをイメージするかもしれません。ですが、信用情報がブラックの人だけを集めたリスト・冊子というものは存在しないのです。しかし、これを見ればブラックかどうか分かる、信用情報に不安があるのか・もんだいがあるのか分かる、というものはあります。それが個人信用情報です。個人信用情報は、クレジットカード申し込み・作成した人、借金申し込み・利用した人は全員登録される情報になります。その中に、ブラックだと分かる項目の記載が行われるのです。

延滞や債務整理を行うと、信用情報に事故情報登録が行われます。「異動」という記載があればブラックだということを表しますから、パッと見で判断できるわけです。この信用情報、融資審査で必ずチェックされるものですから、異動記載がある=ブラックで信用が不足している、と分かりますから、簡単に審査に通らない、むしろ通る可能性はほぼ無いに等しくなってしまうのです。ブラックリストは存在しませんが、すぐに不安要素がある人物だと分かる情報はあります。ですから、延滞や債務整理をせずに済むよう、クレジットカード利用や借金をするときには計画的な利用が必要なのです。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2024 ※知ってお得※おまとめローンなら此処の厳選金融サイトからっ! All Rights Reserved.