Q.夫と理由あって新しい住居を探しています。先日6万円ほどのいい物件があったので申込をしたら保証会社をつけてほしいと言われました。私も夫も働いていますが収入は二人合わせてもそんなに高くありません。現在も定職についている夫の父親に保証人になってもらったのですがそれとは別に保証会社が必要だそうです。実は夫は過去に任意整理をしています。こんな状況では審査に通るのは厳しいのでしょうか。賃貸保証会社の審査ではどのようなことを調査するのですか。

A.私の友人も同じような状況になったことがあります。親が保証人になると言っているのに保証会社をつけてくれと言われるのは最近では珍しくないようです。不景気の影響で家賃の未払いや連絡が取れなくなってしまう人が後をたたないらしいですよ。大家さんは家賃の未回収を防ぐために保証会社をつけたいですし、不動産会社も手数料をもらっていますからすすめますよね。その結果、入居者は敷金礼金の他に保証料を支払わなければならなくなるわけです。以前は保証会社というと保証人を頼めない人だけが利用していんですけどね。

さて、保証会社の審査ですが実際は公開する義務はないのでわかりませんが、実際に審査を受けた人の話ですと過去の家賃支払い遅延、過去の転居数や転職、携帯電話保有数や海外渡航歴などを聞かれたそうです。現在の年収や勤務先、勤続年数なども重要だと思います。審査ではきちんと家賃を払えるだけの収入があるのか、責任を持って払ってくれるのかなどが焦点ですね。ですので、過去に家賃の未払いや延滞があると審査には不利になると思います。その他にも退出時に敷金のことでトラブルになったりするとそれも記録されてしまうそうです。部屋を極端に汚したり、近隣住民とトラブルになったりしたことがあったら要注意です。

ちなみに保証料の相場は1年間に1万円程度だと思います。一括、または分割で請求されると思います。もし自分の履歴に問題があると思うのなら不動産会社で部屋を探す際に保証会社の必要のない物件というふうに伝えればいいと思います。後、よくある質問が消費者金融で借入があっても大丈夫ですかという内容ですがクレジット関係は賃貸保証会社の審査には無関係です。賃貸保証会社は金融機関ではないので個人の借入歴を知ることはできません。

知っておきたい!賃貸保証会社の審査とは

引越しをして賃貸物件を契約するときに、保証会社の審査が必要になる場合があります。むしろ、保証会社の審査を必須条件としている不動産会社が多くなっていますね。家賃の支払いが滞った時に代わりに返済してくれるのが保証会社ですから、不動産会社やオーナーさんとしてもリスクマネジメントの1つとして保証会社を入れるのは当然かもしれません。家賃を支払ってもらわなければ困りますしね。では、賃貸保証会社の審査とはどのようなことを行うのでしょうか。

賃貸保証会社の審査は、借金やローン、クレジットカードを申し込むときの審査とほとんど違いはありません。信用情報のチェックというのが重要な審査項目になっているかと思います。クレジットカードの支払いや借金返済が原因でブラック扱いになってしまっていたら、賃貸保証会社の審査に通ることは相当難しくなるでしょう。支払い能力の有無、返済・支払いをしていく責任能力の有無を判断する目的で行われる審査でブラック、つまり滞納や債務整理を行っていたという記録があれば信用することは出来ませんよね。賃貸物件の契約は全く無関係ということではなく、クレジットカードや借金返済と深く関わっているのです。

信用情報に不安要素がないのであれば、特に審査に対して心配することは無いでしょう。ですが、信用情報が無傷であれば審査に必ず通るかというとそれも違って、収入や勤務先が不安である、と判断されればそれだけで審査に通らない可能性があるのです。賃貸保証会社の審査、契約をするために避けることは出来ませんし万が一落ちてしまえば契約することが出来ずに次の物件を探さなければいけないことになります。早め早めに行動するようにしておきたいですね。

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