Q.18歳の大学一年生です。親元を離れて東京で一人暮らしをしています。本当は親せきの家に居候するはずだったんですが、それがいやで両親の反対を押し切って一人暮らしをしています。新居の引っ越し費用などは高校時代に貯めたアルバイト代を使いました。今もバイトをしていますが正直家賃、光熱費、食費などすべてをカバーするのはきついです。親せきの家に居候すればこんなにお金がかかることもなかったとはわかっているのですが。親も自分の勝手で一人暮らしをしているのだから知らないといいます。お金がないなら親戚の家に行けと。最近、学生ローンのことを知ったのですが未成年でも借入できますか。学生ローンのことを詳しく教えてください。
A.こんにちわ。18歳でバイトしながら一人暮らしは無理だと思いますよ。とくに東京は家賃が高いです。学生だと本業は勉強なのでバイト時間も限られてくるだろうし、それで家賃からなにから全部まかなうなんて無理です。早く親戚のおうちに行った方がいいですよ。親はそういうことよくわかってるんだから、大人の言うことはきちんと聞くもんですよ。卒業して就職すればいやでも自立しなきゃいけないんですから。
学生ローンは未成年でも利用できますよ。ただし、もちろんアルバイトなどで収入があることが前提です。学生ローンのメリットは通常のローンより若干金利が低いことでしょうか。人気の学生ローンだと金利は16%前後でしょうか。申込は来店不要でネットでできます。必要な書類は学生証、運転免許証、保険証などです。広告では審査は最短で10分と書かれていますがこれは本当かどうかわかりません。でも審査は早くて、指定した口座に振り込みをしてもらえるみたいです。
ただ気になるのがローンを組んでも返済できるのかそうかということです。生活費だけでもカツカツなのにそこにさらに返済しなきゃいけないなんて大変じゃないですか。アルバイト時間を増やすと言っても学校にも行かなきゃいけないし、レポートなんかもあるでしょうしね。もし生活費や学費が苦しいようなら大学に相談してください。無利息で借りることができるローンなど用意されていると思います。
あと余談ですが、消費者金融で借入していると業種によっては就職が不利になるという噂を聞きました。金融関係に就職を希望しているならやはり借入は考えなおした方がいいかもしれませんね。
学生ローンは未成年でも利用可能ってホント!?
学生ローンというものがあります。その名の通り学生にお金を貸してくれるというところなのですが、学生ということは大学生や専門学校生を指しますよね。つまり18歳・19歳といった未成年でも学生という事になりますが、未成年でも利用することが出来るっていうのは本当なのでしょうか。もし本当なら、どうして未成年なのにお金を借りることが出来るのでしょうか。
未成年はお金を借りることが出来ない、そう思っているのは、多くの貸金業者が利用対象者について20歳以上、としている為ではないでしょうか。20歳以上、つまり成人になって初めて自分の責任でお金を借りることが出来る、これは自然な事でしょう。ですが、未成年にお金を貸すという事も不可能ではありません。法的にも許容されていますし、その契約が認められるようにもなっています。ただ、未成年が保護者の同意なしに契約したものについては、その契約を破棄できるという特約のようなものが存在しています。変な所と契約してしまって大変な目に合ってしまった場合、この特約を発動させて契約を無効とし、お金を借りたという事実は無かったものにすることが出来るという未成年者を守るためのものです。
勝手にローンを利用した子どもに対して親が発動することもあるかもしれませんが、どうしても親に内緒でお金を借りたい、ちゃんと返すことが出来るし問題ない、そういう人も多いですし、親に内緒で利用できるローンを求めている人も多いのが現実です。学生はお金がかかる時期でもありますから、親に頼れないという事もあるでしょう。学生ローンが未成年者にお金を貸してくれるのは、契約無効のリスクがあっても利用希望者が多く、しっかり返してくれる人が多数であり、トラブルが起きる頻度が比較的少ないからこそ成り立つものなのです。それはある種の信頼の上に成り立っているとも言えますから、利用するときはしっかりと返済してその信頼にこたえるという事が大切ですね。