Q.実は主人が旅行先でけがをしてしばらく入院することになりました。あまり経営状態が芳しくない小さな会社なので入院中の給料は減額されることになります。生活や入院費、病院までの交通費などが必要になり、銀行のフリーローンを利用しようかなと考えています。今まで住宅ローン以外はローンを組んだことはありません。消費者金融なども利用したことはないです。とりあえず当面の費用として50万ほど借りたいのですがフリーローンでも使い道を明確にしなくてはならないのでしょうか。生活費と書いても大丈夫ですか。

A.ご主人様の入院でいろいろ大変ですね。どれくらいの期間入院する予定なのでしょうか。1か月くらいであれば、復帰して地道に返済していけば問題ないと思います。銀行のフリーローンを利用したいとのことですが、フリーローンはそんなに金利は低くないですよ。17%前後だと思います。フリーローンとはいってもおそらく銀行の書類には使い道を書く欄があると思います。フリーローンにも金融機関によって細かい規定があると思いますが、一般的は他の借金の返済、事業資金、違法な物品の購入などには使えないことになっています。生活費と書かれてもそんなに問題はないと思いますが、生活費がないとなると今後本当に返済の見込みがあるのかと思われてしまうかもしれません。申込の際にはあくまでも一時的に困窮しているだけということを主張した方がいいでしょう。ですので、けがによる入院費とその間の生活費でいいと思います。とくに難しく考える必要はありません。銀行のローンでもブライダルローンや海外旅行ローン、マイカーローンなどは見積書や領収書の提出も求める場合もありますが、フリーローンの場合はありません。

フリーローンを選ぶ基準ですが、総量規制対象外なので銀行のローンがいいかもしれません。三菱東京UFJ銀行や三井住友のフリーローンなら大手ですので信用度も高く安心して利用できると思います。金利の低さでしたらオリックス銀行や楽天銀行などのネット系のカードローンが金利も低く、また審査にも通りやすいと言われています。もしご主人が会社に復帰して早めに返済できる見込みがあるのならプロミスやレイクなどの大手消費者金融の無利息キャンペーンも魅力的です。一定期間金利がゼロになるので早めに返済できる人にはおすすめです。

フリーローンの上手な使い道を教えて!

ローンには多くの種類があります。基本的には、利用する目的に応じて選ぶということになりますよね。住宅ローンや教育ローンが有名でしょうか。多くの種類があるローンですが、フリーローンという商品もあります。フリーローンは利用目的がフリー、つまり特に利用目的を指定しなくても好きな目的で借りたお金を使うことが出来るというものですね。このフリーローンの上手な使い道について考えてみましょう。

フリーローンは、複数の出費が重なっていろいろな目的でお金が必要になるという時に使えばとても便利なものになっています。目的別ローンはどの目的でいくら必要なのかを証明するための見積書や請求書を提出しなければいけませんし、その用途以外で利用することは禁止されています。もし目的以外の利用がバレてしまえば残高の一括返済を求められることもあるのです。一方、フリーローンは観光葬祭や旅費、家賃や食費、飲み会の費用など、様々な目的に自由に利用することが出来ます。汎用性の高いローンになっているんですね。

ですが、フリーローンにもデメリットはあります。そのデメリットとは、目的別ローンよりも金利が高くなってしまうという事ですね。利用目的が自由ということで何に使われるか分からないというリスクがあるためですが、やはりメリットである利用しやすさという点を魅力だ感じる人も多いでしょう。メリットとデメリットとの兼ね合いをよく考えてからフリーローンを利用するかどうか決めると良いですね。

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